リアリティを求める

昨日よんだネットビジネスに関する無料レポートの中に、
「リアリティが大切・・・」というようなことが書いてありました。
非常に、的を射たコトバだと思い、ここに取り上げてみました。

・・・といっても、何のことかはわかりませんよね。

以下、ちょっとづつ、書いてみます。

例えば、私は、株を勉強し始めた最初の頃は、
自分ひとりの独学でした。
誰でもそうかも知れませんが、
独学というのは、本を読んだり、ネットで検索して学んだり・・・
そんな中で、知識は増えましたし、
一通り株については何を聞かれても困らないくらいにはなりました。

でも、「トレードで利益を出す」ということに関しては、
全く駄目だったし、ルールは決めても一日で壊す、
損切りはしない、利確はすぐにしてしまう、
というように、もう今から考えるとめちゃくちゃでした。

要は、本人には自分がめちゃくちゃであることなどわからなかったのです。
なぜなら、自分以外に他の誰も知らないから・・・です。

しばらくして、株の学校に入るときの、無料体験講座か何かで、
わたしは、初めて「日足」を「ひあし」と発音することを知ったのです。
それまでは「にっそく」と心の中で読んでいました。
間違っているなんて夢にも思いませんでした。

トレードは、1人でやることですが、
成功するには、成功者に学ぶのが一番早いのです。

これはどんな世界でもそうなんですが、
いち早く一人前になろうと思ったら、そのプロの世界に飛び込んで
修行することです。
1人でやっても、なかなかプロの領域にまでは達しないものです。

つまりは、自分より高い地点に到達している人と付き合うこと、
実際にプロとして生きている人と話すこと、
そういうことが、自分がプロになるためには必要なのです。

人間の世界の話ですから、その世界の人間と触れ合うことでしか、
わからないことが多いのです。

それが、本やネットの中ではわからないリアリティなのです。

トレードにも、リアリティがある環境が必要です。
自分と同じような仲間、先生、いろいろな「その世界」の人たちと
交わることで、自分も「その世界」にふさわしくなっていくのです。
そして、「その世界」で十分に生きていけるように訓練されるのです。

これは、自分が求めないと手に入らないものです。

トレードの場合は、お金を払って学校に通えば、
すぐにでも手に入りますし、
お金を使わずとも、仲間はどこにでも探せば見つかります。
実は、本気でトレードをやっていこうと思う人ほど、
顕在化しているか潜在的にかは別にして、
トレードの仲間を求めていると思います。

自分とは違う見方に触れることで、
それが間違っていようと正しかろうと、
自分の現在位置がわかります。
自分のレベルが高いのか低いのか、低いならどうしたらいいのか、
そういうことも仲間がいると理解できたりするのです。

ですから、トレードで生きていこうと思うなら、
まずは本を読むのではなく、こうした「リアリティ」を求めてください。
リアリティとは、自分と同じような他人がいる環境です。
そこでのコミュニケーションを求めてください。
決して、仲間になること、コミュニケーションすることが目的ではありませんが、
仲間やコミュニケーションが、自分を成長させるのは事実だと思います。

性格的に人見知りだとか、話下手とか、そういうことはさておいて、
まずは、何はともあれリアルな人間のいる空間に自分を置いてみることです。

トレードに必要なツールとは、
何よりもまず、この「リアリティ」だと考えます。

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