中国株が恐ろしく下げています。
上海市場のチャートをよく見ているわけではありませんが、
世間のニュースで中国株の様子はわかります。
不動産投資のゆがみで、ゴーストタウンが出現したり、
本当にここ最近の中国では、おかしな現象が出てきています。
それが、金融に現れてきているということで、
不思議なことでもありません。
多かれ少なかれ、どこの株式市場でも同じようなもので、
株は上昇するときはどうしても上昇し過ぎがちなのです。
人間の儲けたいという欲望は、ついつい現実を超えて行くのでしょう。
そして、「自分だけは大丈夫」という正常化の偏見が、
全体市場を過熱させてしまうのです。
だから、上がった株は必ず下がります。
これは、市場の原理といってもいいくらいに、いつもそうです。
株は、上昇するときに儲けるものではありますが、
それ以上に、下がるときこそ大きな儲けのチャンスがあることも、
忘れてはなりません
むしろ、下がるときが来るのを狙っているスタンスであれば、
過熱気味の相場に不用意についていくこともありません。
かわいそうなのは、売ることを知らない一般投機筋でしょう。
一般投機家の「買い」は、いつも遅れます。
彼らが買う時こそ、天井圏なのです。
前回も書きましたが、一般のニュースで株の上昇が取り上げられたときに、
すでに下落の第一歩が始まっています。
いつもそうです。
今、株の学校に入るなら、迷わず「売り」の勉強をした方がいいと思います。
相場に入ってまず知るべきは、
上がった株は必ず下がる・・・。
このことかと思います。