株トレードに関する本は、本当に良く読みました。
あるときを境に、ほとんど読まなくなりましたが、
当初、何を頼りに勉強していいかわからなかった頃、
本当に、何から何まで読みました。
ブックオフで、株の本を見つければ、すぐに買いました。
100円でも買える本は沢山ありましたが、
ほとんどが駄作で、ほぼ参考にはなりませんでした。
一方パンローリング社などの気合の入った本は高額なので、
少しづつ買いました。
こちらは、難しく、途中で放棄したものもありました。
いろいろある中で、
後になって読んでも参考になる良書を、ここでは少しづつ紹介します。
まずは、何と言ってもこの本です。
「先物市場のテクニカル分析 (ニューファイナンシャルシリーズ)」
おそらく、ほとんどの日本でのトレードの理論を網羅しているといって
過言ではないかもしれません。
(本来は、「先物」の本なのかもしれませんが、
その理論は、株で十分通用しますし、私の読む限り、ほぼ同じです。)
というか、日本で語られるトレードの理論と手法は、ほとんど海外のものです。
それを少しだけ加工したりしている程度で、
オリジナル・・・というのは一目均衡表くらい、ではないでしょうか。
本を読んだからといって、トレードの成績は上がりません。
本に書いてる理論や手法を、どう組み合わせてシンプルな勝ちパターンを
見つけ出すかが、重要な営為なのです。
しかしながら、理論をひと通りかじって知っておくことも有益ではあります。
一度かじっておけば、次にどこかで出てきたときに、
何となくでも、本に書いてあったと思い出すことができるからです。
そういうことを繰り返すうちに、
自分の中で、本の知識が吸収され、生きるようになっていくのです。
良書は読んだほうがいいです。
ただ、読むには骨が折れます。
最初は、わかるところだけでもいいと思います。
少しだけでもいいと思います。
しばらく、積ん読になったとしても、すぐ近くにあれば、
何度も手に取ることはできます。
逆に言えば、何度も手に取る価値のある本こそ、
良書だと思います。
トレードの世界では、それほど良書は多くありません。
今日は、その第一弾ということで。